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1945年3月13日-14日、大阪は初めての空襲を受けました。大阪の繁華街中心部が大火に包まれ、多くの一般市民の命が失われました。そのあと、6月に入り大阪は激しい空襲を受けることになります。一方、海軍は特攻潜水艇「回天」を開発し、多くの若い兵士が南方の海で命を散らせました。それらの史実をベースにした今回の物語は、重いストーリーではありましたが、当時の若者の純粋な感情の機微を描けたのではないかと自負しております。
演じた俳優「彩倉まりな」と「森岡孝基」は、実は二人とも初舞台でしたがしっかり演じてくれました。ちょうど劇場のあるロケーションは、夕日ヶ丘(実際の地名は夕陽丘)を西に下ってすぐ。特に意識したわけではありませんが、これもなにかに導かれたのかも判りません。ちなみに私は、とある方から依頼を受けて、大阪大空襲前のミナミ地区の住宅地図を公開しています(https://hiramoto.com/minami1945/)。ご興味ある方は、ぜひご覧いただければと思います。

とにもかくにも、コロナ禍の中、たくさんのお客様にご来場いただきました。感謝致します。

2022年2月24日
LucyProject代表 平本たかゆき

 

追伸!
時を同じくして、かの地では戦争が始まったようです。なんと人間とは成長しない生き物なのでしょうか。。。