© LucyProject(ルーシープロジェクト)~良質な舞台と映像を求めて All rights reserved.

「準古典」は宝の山

(photo by Jani Halinen

我々Lucy Projectは、だいたい70~100年くらい前の戯曲や小説、いわゆる「準古典」に注目している。
なぜなら、準古典は著作権が切れていて使いやすいといった世俗的な理由ではなく、
そこに描かれている人々は、やはり昔も今も変わらないただの「人間」だからだ。

ありがたいことに、その時代の人々は、ケータイを持っていないし、インターネットも使っていない。
例えば、誰かにメッセージを伝えるためには、手紙を書くか、誰かに頼んで伝えてもらうか、あるいは直接会って話す必要がある。そこでは、間違いなくドラマが生まれる土壌があるのだ。
もどかしいほどのすれ違いも、心の葛藤も生まれる。誤解もあれば思い過ごしも起こりやすい。
だからこそ、生き生きとした人間を表現することが出来るのである。
そして、喜ばしいことに、このような準古典は山のようにある。掘れば掘るほどいい作品に出会える。まさに宝の山状態だ。

「三夜叉」(原作:金色夜叉)、「出口なし」、「痴人の愛」と続いた準古典の四作目は、
太宰治原作の「斜陽」である。もちろん、原作を忠実になぞりながら、
さらに新しい要素を加えて劇的な展開の作品に仕上がる予定である。

色々あった平成28年を締めくくる12月、ぜひ劇場まで足を運んでいただきたい。

<LccyProject公演「斜陽」(原作:太宰治)>

◆日時
平成28年12月17日 土曜日 14時30分~  18時30分~
平成28年12月18日 日曜日 11時~ 14時~ 18時~

◆場所 座九条(大阪市西区)

詳細は、こちらのページで。

関連記事

20184/3

熱海殺人事件チケット申込み

日時:2018年7月7日(土曜日) 12時30分/14時/19時30分 2018年7月8日(日曜日) 13時/16時30分 *開場は…

20183/20

座九条閉館に寄せて

「三夜叉」「出口なし」「斜陽」「蜜のあわれ」とLucy Projectも4回の公演を実施した座九条が2018年3月18日、館主・林田鉄氏の”…

緊急公演情報!「停電の中のふたり」2018年3月18日in座九条最後の日

Lucy Projectもなんどか公演を行った座九条が、残念ながら2018年3月をもって閉館となりました。 もう座九条で公演することはない…

シリアスコメディ「命を弄ぶ男たち」公演を終えて~平本たかゆき氏インタビュー/ライター・すみれ蓮

大阪を代表する小劇場のひとつ、インデペンデントシアター1stで定期的に開催されている「火曜日のゲキジョウ30×30」。 この企画は、平日の…

「命を弄ぶ男たち」ご来場ありがとうございました!

LucyProject公演「命を弄ぶ男たち」 無事終了いたしました。 有難うございました。 ご来場頂いた皆様、感謝、感謝です!…

ページ上部へ戻る